多発性硬化症(MS)の治療④【医療費助成編】


ケシンプタはとても高額なお薬です。
しかし、多発性硬化症(MS)の治療には、医療費助成があります。
今回は、私が利用している医療費助成についてご紹介します。
(詳細は、お住まいの都道府県や指定都市に確認してください)

退院後、先生に臨床調査個人票(10枚ほど)を書いてもらう

告示番号13 多発性硬化症/視神経脊髄炎
病状「レベル0」( ゜ω゜)

MRIでは、脳も脊椎も傷が多いんですが、幸運にも症状が出てないから、かな?
ときどき足に微弱な電流が流れているようなしびれがあるのですが、できないことはないからいい…(笑)

↓ここからが、医療費助成の話。

【自己負担上限額】
(外来+入院+薬代+訪問看護費)

市町村民税額等で「自己負担上限額」が変わってきます。
「自己負担上限額」とは、病院等窓口で毎月負担する額の上限のことです。
市町村民税額は、役所で課税証明書を申請すれば分かりますが、
毎年6月頃に会社からもらえる「特別徴収税額決定通知書」(ぺりぺりめくる3つ折り)
でも確認ができます。

【高額かつ長期】
そしてこちらも大切☆
「高額かつ長期」という+アイテム
医療費総額が5万円を超える月が、直近1年以内に6回以上ある方が対象になります。
※ 私の場合、そのために2か月に1度受診をして薬をもらっています。
「4週に一度の注射なら実質毎月医療費かかってて自動で高額長期になるや~ん!」←これは間違いです。
対象となる場合は、別途役所に申請が必要になるので、更新時期と被るのが一番良いですね~。

そして、現在3割負担で医療費を払っている方は、原則、難病に係る医療負担額が2割になります。
※ その他の病気での通院では2割になりません。

【軽症高額】

私の場合レベル0で軽傷のため、通常は医療費助成の申請は下りません。
しかし、申請月以前12か月以内医療費総額33,330円を超える月が3月以上ある方は、軽症高額に該当し、対象となります。
※ 申請日以前の医療費は償還請求できませんが、とても有難い制度です( ;ω;)

【限度額適用申請書】
入院や手術、出産を経験される方が、使用するものです。
申請しないとケシンプタ1本あたり本人負担が8万になり、笑えます(⌒ω⌒)
限度額適用申請書の発行に料金はかからないため、とりあえず、申請しておいた方が良いです。
こちらの申請先は働いている会社になります。
※ 薬が外来処方だと、通院と薬局それぞれで限度額まで支払う必要があるため、ここ注意です!

【新規申請と更新】
新規申請は、受給者証発行まで3ヶ月程かかりますが、申請日以降の医療費は償還払いしてもらえるのでお金は返ってきます。
更新手続きについては、毎年6月〜9月末頃までに行うよう郵送で案内が届きます。

【変更手続き】
氏名変更や住所変更をする場合は、一度受給者証を回収されますが、
受給者証の写し(役所の証明あり)をもらえるので、特段困る点はないかと思います。

【最後に】
多発性硬化症(МS)は、自分の体を自分が攻撃する病気です。
体外から来訪者が来たわけではないこの病気、
完治は可能だと私は考えています。

この病気に限らず、ストレスが大敵ですよね。
好きな人が過度のストレスになるなら、離れるべきです。
人との縁は不思議なもので、縁があればまた出逢えるし、もっと良い人とも出逢えるかもしれないです(笑)

苦しい時も笑って生きていれば幸せになれます。
私はMrs.GREEN APPLEのライブがはずれても、泣いてないですよっ。゚゚(*´□`*。)°゚。


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